ポロシャツとTシャツとFCC2022.08.19

こんにちは。FCCは2021年より、脱スーツを定め、ポロシャツとTシャツの会社に生まれ変わっています。今回は、FCCとポロシャツとTシャツの歴史を、書いてみます。

・スーツも悪いものではない
・スーツの会社からの脱却
・第一次ポロシャツ導入
・第二次ポロシャツ・Tシャツ導入
・変えてみた結果
・今後やりたいこと

スーツも悪いものではない

スーツそのものも悪いものではありません。人間は群れを成す生き物なので、ドレスコードを大事にします。同じような恰好をすることで、あなたたちと同じ世界に生きていますよ、とシグナルを発することができます。ゆえに、スーツはスーツで、ビジネスを円滑に進める上では、良いものです。

他方、やはりこの高温多湿（どころか、「超」高温多湿）の世の中においては、着るメリットよりも、デメリット（生産性が下がる）ことが上回るようになってきました。そこで、2021年より、服装について大きく変えることとしました。

スーツの会社からの脱却

これにも意図があり、スーツを着ていると、権威的なふるまい・自己中心的なふるまいが増えるそうです。FCCもとても古い会社でしたので、そういう面があったように思います。これらを打破するためにも、単に機能性だけではなく、組織のカルチャーに与える影響を考慮して、スーツから変えた方が良いなと判断をしました。

最初、脱スーツを宣言したとき、実は意外と進みませんでした。みんな服がない！なので、結局スーツの人が多く、これはなかなか難儀だぞ、と思いました。そこでいっそのこと、ビジネスで使いやすいポロシャツを導入し、一部会社負担で福利厚生として販売してみることとしました。

第一次ポロシャツ導入

第一次ポロシャツは、お仕事をいただいているお客様に発注させていただきました。元々、作業着から始まっている会社でして、様々な品を提示いただき、機能的なポロシャツを、安価に制作することができました。目立たない程度にロゴを入れて、着ようと思えば日常でも着れるポロシャツを選びました。

このポロシャツは、とても売れ行き（？）が、よく、社内の脱スーツ化を力強く推進してくれました。また、素材を頑丈なもので提供いただいたので、1年たっても着まわせるとっても良いものです。２シーズン目ですが、ヨレ感もなく着れます。

ただ、この時失敗したのが、女性スタッフを入れずに、選定してしまったことです。結果、「そこはいいだろう」と思ってよく考えなかった点が、女性ウケが非常に悪く（袖丈、着丈、色、材質感など）、男性には売れましたが、女性にはあまり売れない、という結果を招いてしまいました。

第二次ポロシャツ・Tシャツ導入

そこで今年も、リベンジを兼ねて、今度は別のお客様に発注をお願いしました。今度は、男性・しかもおじさんで構成したチームとせず、若手と女性（おしゃれさんも！）入ってもらった混成チームで、シャツ選び、色選び、ロゴ選びをすすめました。また、ポロシャツだけではなく、ジャケットの下にきれるようなTシャツも制作してくれました。これを第二次ポロシャツ・Tシャツの導入として、今年推進しています。ほとんどの職員で脱スーツが進み、やや涼し気な会社となったように思います。今年は、老若男女問わず、広く来てくれるといいなと思います。

変えてみた結果

やはり雰囲気が変わったと思います。もはやスーツ姿を思い出せなくなってる人や、スーツを着てると、今日はどうされたんですか？と聞かれる会社になったと思います。ポロシャツやTシャツなど、普段おしゃれしない方、関心がない方でも着やすいものを用意し、移行しやすくする工夫が聞いたように思いますし、率先してスーツを着ない取り組みが、会社に与える影響を痛感しました。

もっとも、お客様に対しては、相手先のドレスコードに合わせて訪問しましょう、という取り組みをしています。TPOに合わせた服装は、ビジネスの基礎ですので、僕たちの自己満足だけではなく、お客様にも不快な思いをさせない恰好が良いなと思います。

また、スーツも悪いわけではなく、こだわりがあって着こなしているスーツはかっこいいものです。いろいろ着こなす会社でありたいなと思っています。