突然ですが、当社FCCテクノ(以下、FCC)は、万人受けする働く環境ではないかもしれません。ただ、ハマる人にはドハマりする環境です。今日はそんなFCCの2026年新卒採用について、改めて触れてみたいと思います。
■「自ら選び、掴み取る」未来を描こう
FCCは、あなたのキャリアの可能性を広げ、自ら選択できる未来を実現するための環境を提供します。
「決まったレールを歩むのではなく、自分の道を切り拓きたい」
「挑戦できる環境で、成長と成果を手にしたい」
「将来は、働き方も、収入も、自分の手で自由に選びとりたい。」
こうしたことを考えたことがある、あるいは今この言葉を見て少しでもピン!ときた方は、ぜひこの先を読み進めてください。
具体例として、実際に今当社で働く若手の例をお話しします。全員20代です。
・4年目のAさんは英語と会計の勉強を自分で積みつつ、日々クライアントの財務分析をしたりアメリカ出張の機会にも恵まれたりしながら、 東京と福岡の二拠点生活を始め、リモートとリアルで大先輩のプロフェッショナルたちとクライアントの経営支援を担っています。
・5年目のBさんはエンジニア、マーケティングの経験を積み、クライアントの広報・マーケティング支援で成果を残した後、海外への興味・自身のキャリアを棚卸した結果、一時休職を選び、短期間の語学留学に出かけていくことを決めました。
・中途入社20代後半のCさんはエンジニア、テックリードとして活躍後、当社ではAIの新規事業開発を現在牽引しながら起業もし、ご自身の事業づくりにも励んでいます。
このように極端でなくても、当社には自分の夢やありたい姿、理想の働き方を叶えるべく多様な業務・働き方をしている若手がたくさんいます。
自分らしい夢や目標、働き方を叶えるには、誰かが敷いたレールの上で効率良く業務をこなすだけではなく「自分の頭で考え、実際に挑んで敗れ、また挑む」みたいなことを高速回転させていく必要があります。
そのため、FCCは誰しもに最適化された万人受けする環境ではないかもしれませんし、独特の厳しさ・大変さがあるように思います。ただ、自ら選択した道を歩みたい方にはとても良い環境ですし、そういった生き方をしたい人が集まっていて”大人”扱いされる環境は、ハマる人には想像以上に心地よいです。
■就活は「消去法」ではなく、自ら選び掴み取るもの
就職活動をする中で、「本当に何がしたいか」「どう生きていきたいか」が明確に定まっている人は少ないのではないでしょうか。面接をしていても、似たような在学中のエピソードと、自己分析が溢れます。(なので、あまりFCCの面接においてはこれらを聞くことはありません。)
仮に「何がしたいか、どう生きていきたいか」を自分なりに整理していたとしても、
「安定か挑戦か」
「東京かそれ以外か」
「起業か就職か」
「大企業かベンチャーか」
など、あまりにも多くの選択肢がある中で、選べるカードの中から「なんとなく良さそう」を決めるために、あえて極端な2択にし「いきなりベンチャーは怖いから、やっぱり大企業かな……」など、消去法的に就職先を選ぶ方も多いようです 。
しかし、そもそも論として、皆さんは「就職すること」が目的ではなく、「より良く生きたい」「幸せに生きたい」というのが根源的な希望であるはずです。
だからこそ、当社での新卒採用は、消去法で選んでもらうのではなく「自ら選び、掴み取る」ことが重要である、と考えています。「入社したい!」と申し出てもらっても「本当に選びたい先であったのか?」「本当にいいんですね?」と何度も問うことにしていますし、迷うぐらいなら他社に就職した方が幸せになるのでは、と思っています。
ただ、更にそもそも論を重ねるならば、初めての就職活動の時点で、その後の人生が決まってしまうほど、社会と自分を理解できている人がどれだけいるでしょうか。なので「迷ったら大手」の選択肢は、ある意味正しいと思います。迷っている、不安がある状態では、福岡×スモールビジネスである当社を選ぶのは、ある意味リスクである、とすら思います。
当社では、こういった現実をふまえ、新卒採用では、短期的な成功、就職する時点の思いや考えだけではなく「就職していただいた方が3年〜5年後により多くの選択肢を持てるようになること」を大切にしています。確かに当社より有名な会社、人数や売り上げ規模の大きな会社はたくさんありますが毎年優秀な人材の採用に成功しています。その背景には、採用する人の目線で、選択肢が広がる働き方を提示できている点があるのかな、と分析しています。
晴れて入社した若手が掴むキャリアの可能性を最大化するため、FCCでは以下の3つの環境を提供しています。
1. 若手の抜擢と成長機会の提供
まず、FCCでは、「どの山を登るのか、つまり何者になることを目指すのか」を自ら決めることが重要だと考えています。成長とは、他者に敷かれたレールを歩くのではなく、自分の手で挑戦の場を選び、壁を乗り越えた時に生まれるものです。
ただし、どの道を進むかは単なる自己満足や「やりたい」「好き」だけでフリーハンドに書くのではなく、時流を捉え、社会やクライアントに求められる選択をすることが求められます。情報工学・経営関連の知識を軸にし、世の中のニーズがあることと、自分がやりたいことをうまく融合させていきます。
これまでの新卒メンバーも、
・ITプロジェクト新規事業開発
・開発リード
・開発・マーケティングコンサル
・社長直下の経営支援アソシエイト
などなど……
自分で選んだり、機会を自ら掴んだりしながら、重厚長大な仕組みで動かざるを得ない名門大手企業とは違った形での実践的な経験を積んできました。
これを入社当初から新卒入社の方が実行するのは相当ハードではあるのですが、望み、挑戦さえすれば、3年後には市場価値の高いプロフェッショナルへと成長できる環境を用意しています。 もちろん、私含む会社の先輩たちはその挑戦をさまざまに支援します。
このように若手に機会を与えるのには理由があり、若手に思うがまま、好き勝手やってほしい!ということを言いたいのではありません。
知識や経験がAIの発達によって、誰もがアクセスできるようになり、平準化されていく中で「自己決定ができる人」つまり「人が持つ意志の価値」が相対的に高まるため、自らの目標・行動の目的を考える内発的動機を大事にする人を集めることが、結果AI時代への適合を促していくことに繋がり、FCCの戦略においても一定の合理性を持つように思います。
そのため、FCCでは、若手にも積極的に挑戦の機会を与え、手を挙げた人が挑戦できる環境を整えているのです。
石の上にも3年じっと耐える、ではなく、3年間、最前線で転戦し続ける、ということですね。このスタイル、まあまあ大変で、毎回新しいことに挑戦している姿を見てきましたが、客観的に見ると順調に育っている感じを受けます。場を整え、挑戦することが一番の成長要素ですね。
2. 自律と自戒をベースとした裁量のある働き方
FCCでは、働く場所や時間を会社が細かく決めることはありません。出社・退社の時間も、勤務スタイルも、自分で決めることができます。
重要なのは「どこで、いつ働くのが最も価値を生み出せるか」を考え、実行することです。リモートワークはもはや当たり前の世の中になりましたが、単に自宅から仕事するだけではなくて、働き方の選択肢も出てきます。
人それぞれ成果の出し方は異なり、ライフステージによって優先順位も変わります。会社が個人に合わせることで、優秀な人材が集まり、少数精鋭の組織が成り立つと私たちは考えています。自由気まま、というよりは、自己を律し、それぞれが自立した組織を目指しています。
FCCでは「働き方=生き方」と捉え、単なる労働の場ではなく、人生の一部として仕事に取り組める環境を整えています。単に、朝9時に出てきて、18時まで我慢すれば毎月末にお給料が振り込まれる!と整理して、それを極限まで効率化していく考え方もある意味合理的であると思います。ですが、FCCでは、そうはいっても8時間、心を殺してしまうのはもったいないよね?という認識の元で、いかに充実したワークができるかを考えるようにしています。
綺麗にまとめるなら、トータルで幸せになるように働くも生きるの一部と考えていく、みたいな感じですね。
3. 若手重視の給与体系──成長に応じた正当な評価
とはいうものの、「結局、お金が大事なんだよ!!!」というのも忘れてはなりません。FCCは、自立と自戒に基づく緩やかな自由を大事にしつつも、会社全体の業績や、それに基づく個人への配分も大事にしています。(どの会社もそうだと思いますが。)
キャリアの選択において、報酬は重要な要素です。お金は大事ですね。
まず、FCCでは、年齢や入職年次に関係なく、実力に応じた給与が支払われます。若手であっても、成果を出せば正当に評価され、収入に反映されます。なんなら、若手の方が伸び率が高いです。
実際に、20代でも入社数年で、初年度の年俸から3割以上も年俸が向上したメンバーも複数おり、一般的な企業よりも早い段階での昇格・昇進もあります。もちろん、それには成果を生み出す責任が伴いますし、会社の運営も、それだけ若手頼り、という面も否めないのですが、若手の立場にしてみれば、覚悟を決めれば、それだけの価値を提供できる環境とチャンスがFCCにはあるように思います。
故に、新卒採用時の給与も、その後の昇給もある程度若手を意識して設計しています。
一緒に、「自ら選び、掴み取」未来を描きませんか。チャンスはいつでも平等にあるわけではありません。我が社が変革期であり、私含む経営陣も30〜40代の今だからこそ、おもしろいことができるフェーズです。ご応募お待ちしています!