縁あって、2022年にキャリア採用でFCCテクノに入社しました。
新卒で地元の食品卸企業に入社し、情報システム部門で8年間勤務後、実家の小さな作業用品卸会社に戻り、3年間営業を担当していました。
実家の会社に勤めていた頃、「この小さな会社を変革したい」という思いで様々な挑戦をしましたが、自分の実力不足を痛感する日々でした。当時担当していたイベントが一段落し、会社の次の一手を考えるため、イベントでお世話になった方々が掲載されているYOUTURN(※)のサイトを眺めていました。HP掲載企業のほとんどは知っていましたが、1社だけ知らない会社があり、それがFCCテクノでした。
FCCテクノについて調べてみると、ホームページに代表のブログが掲載されていました。ブログにはこれまで自分が感じてきた、組織や仕事に対するモヤモヤが言語化されていて、一気に惹きつけられました。
尋常ならざるハードワークとともに、相当数の組織課題と向き合ってきた代表だからこそ、「本当に良い組織はどうあるべきか、仕事とどう向き合うべきか」の、ひとつひとつの言葉にリアリティや重みを感じられたのだと思います。
最初にYOUTURNのサイトを見ていた頃は、転職自体するとは思ってもみませんでしたが、ブログを読み進めるうちに、だんだんと「ここで働きたい」という気持ちが湧いてきて、会社見学をする運びとなりました。見学に行ったつもりが、当日代表もいらっしゃってその場で入社することが決まり、会社のカルチャーであるAgilityを感じました。
最終的な入社の決め手は、現代表が事業を承継してから変革を遂げてきたFCCに、自分が実家の会社で直面していた課題を乗り越えるヒントがあるのではないかと感じたこと、そして、最初の会社でシステム導入を行ってきた自分のキャリアがFCCで役立つと思ったことでした。
※YOUTURN=九州・福岡への移住転職を支援するエージェント
コンサルタントとして、クライアントのデジタル化やDXを支援し、企業価値の向上を目指す仕事をしています。
案件にもよりますが、週の半分は会社に出社し、残り半分はクライアント先で過ごしながら、SaaS導入やペーパーレス化、BPRなどを進めています。最終目標である、収益改善や新たな組織文化の醸成など、組織全体のトランスフォーメーションを目指しています。
直近では、クライアントの人事労務システムや給与計算システムの刷新、ワークフローシステムの導入によるペーパーレス化を推進しました。
施策を進める中で重視しているのは、まずはクライアントの現場の方々に、デジタル化による「働きやすさ」を実感してもらうことです。誰しも、変わることには多少の抵抗があるものです。最初は「提案している施策に反対意見があり施策が決まらない。決まったとしても、協力を得られず進まない」などの逆風を感じることも多いですが、メリットを感じてもらうこと、粘り強く現場に通って対話し続けることで、段々協力していただけるようになると、非常に嬉しく感じます。
仕事に意欲的なチームメンバーが多いことです。チームで定期的に仕事の進め方に対するディスカッションや勉強会を行うなど、日々切磋琢磨しています。またプロジェクト中に困難な局面があっても、皆がポジティブに取り組んでおり、厳しい状況でも一緒に頑張ろうとする前向きな雰囲気を感じます。目先の出来事だけに目を向けるのではなく、長期的なゴールをみんなで見据えることで前を向いていくことができていると思っています。チームの士気の高さや、互いに支え合う姿勢がFCCの大きな魅力の一つだと感じており、それが働きがいを感じるポイントでもあります。
かつてのFCCテクノが経験したような企業の変革の瞬間を、私もクライアント先で体験したいと考えています。
私が入社したのは変革が始まってから1年〜1年半後で、すでに大きな変化が進んでいた頃でした。
一番大変であろう変革初期の期間を、将来的にどこかの案件で、当事者として乗り越える経験をしたいと思っています。
FCCのコンサルタントとしてバリューを発揮しつつ、入社を決めた理由の一つでもある実家の事業変革に再挑戦することも目標の一つです。
FCCは、自分の時間を大切にしたいと考える方にとって理想的な場所だと思います。ワークとライフを融合させ、人生を最大限に充実させている人が多く働いています。
また、FCCの採用面談は、応募者の今後のキャリアにとって本当に良い選択かを、多角的に検討してくれる面談だと思います。FCCで働くかどうかに関わらず、キャリアを再考する良い機会になると思うので、FCCに興味がある方は採用面談に進んでみることをおすすめします。
仕事に真摯に向き合い、クライアントの変革にコミットしてくださる方と一緒に働くことができると嬉しいです。