FCCテクノへの入社の決め手は、家族とのゴールデンタイム(自称)である18~21時に家族と過ごしつつ、全力で働ける職場であること、それを実践している方がいたことでした。
前職のベンチャー企業では、家族との時間よりも業務を優先し続けてしまい、家庭環境が荒れてしまった経験がありました。改めて自分の働き方・働く場所を見直していきたいと考え、転職活動を進めていました。
元々仕事は好きなので、仕事自体を制限したいというよりも、家族としっかり向き合える夜の時間を確保したいという想いでした。ですが、正社員では実現が難しいかもしれないと思い、定時で帰れるパート勤務をしつつ、将来のために資格取得を目指す、という道も視野に入れていました。
いろいろと模索している中で、転職エージェントの方から「それならFCCだね!」と紹介いただきました。カジュアル面談や選考の中で、職員の方々の働き方・仕事との向き合い方を伺い、自分の理想が実現できそうだと思えたので、すぐに入社を決めました。
コンサルタントという仕事に関しては、未経験かつ、自身のウィークポイントだった論理的思考が求められることに不安もありました。ですが、職員の皆さんの雰囲気が良く、一緒に働きたいという気持ちが不安よりも大きかったため、頑張っていこうという決意を持てました。
入社後は特定のプロジェクトは持たずに、複数のプロジェクトの打合せに参加させてもらい、状況把握に努めました。
その後、専門商社様向けのコンサルティングプロジェクトに参画しました。課題を把握するためのヒアリングにおいて、経営層の方々から実現したい方向性のお話を伺いつつ、アンケートやインタビューで現場の方々の意見を伺いました。そして、膨大な情報から現状の課題を整理し、解決策を提示していくという過程を経験しました。
この一連の経験を通して、自分自身の苦手な領域である「思考」ととことん向き合いましたし、成長もできたと感じています。また、自分の役割が「クライアントと接するフロント役として、クライアントとエンジニアの間に立ち、期待値やズレをコントロールしていく」ことであると言語化でき、その役割を全うするために日々考え動くようになっていきました。
現在は、中小企業向けのDXコンサルティングのフロントに加え、飯塚市の行政が開催するDXセミナーの講師や、kintone開発プロジェクトのプロジェクトリーダーなどを担当しています。
フレックスタイム制を採用しているため、働き方のメリハリをつけられる環境があり、実際に実践している方が多いことです。
また、社風として手を挙げた人へ積極的にチャンスを与えてくれる点も魅力的です。
興味があると、つい手を挙げてしまうタイプなのですが、直近ではAIの活用を社内に浸透させるための「AIタスクフォース」立ち上げに手を挙げ、リーダーとして参画しました。プロジェクトマネジメントの経験を積みたかったのもありますし、非エンジニアの自分が主導することで、社内全員どんな業務においてもAIが活用できることを広めたいという想いがありました。
メンバー選任や活動内容まで一任いただけて、社内研修などを推進していきました。結果として、FISAという福岡県情報サービス産業協会が主催するAI活用事例の発表者として、福岡の中小企業の代表など100名近くが集まる場で事例報告をする機会をいただき、非常に良い経験になりました。
今後の目標は、FCCの業務で培った経験・知見を、業務外の活動にも活かして、双方をライフワークとしてつなげていくことです。
現在、業務外の活動として、高齢者・障害者の親亡き後の相談窓口を担うNPO法人に所属しています。大学時代、障害者のお子さんが暮らすグループホームでアルバイトをしていたのですが、親御さんから『私が死んだらこの子はどうなるの?』という問いに答えられないことが、ずっと心に引っかかっていました。そして最近NPO法人の存在を知り、答えに近づけるかもしれないという想いで、所属を決めました。
NPOでの活動は始めたばかりですが、私が業務で行っているコンサルティングや開発プロジェクトの経験を活用できる機会がありそうだと感じています。単なる御用聞きではなく、背景にある複雑な内容を整理し、本当の意味での課題解決に導いていく活動ができればと考えています。
そのためにも、「畑」という人間を信頼いただけるよう、業務においても業務外においても、ひとつずつ向き合って丁寧に取り組んでいきます。
FCCでは、挑戦を応援し、失敗から学べる文化が根付いています。新しいアイデアや施策に対しても積極的にチャレンジできる場があり、周囲のサポートを受けながら成長することができます。自分自身のスキルを活かしつつ、さらにキャリアを深めていきたいと考える方には、最適な環境です。私も入社当初は経験が少ない中で不安もありましたが、周りの方のフォローに支えられ、現在では自信を持って業務に取り組んでいます。ぜひ、皆さんもFCCで新しい一歩を踏み出してみませんか?