2023年に、社会人生活3社目の会社としてFCCテクノへ入社しました。1社目2社目ともシステムエンジニアとして、基幹システム更改やWebアプリ等の開発に関わり、要件定義~テスト工程まで幅広く経験してきました。
大学時代から関東に住んでいたのですが、実家(鹿児島)に帰るのが結構大変でした。仕事や年齢などの区切りが良いタイミングで、実家に帰省しやすい福岡に移住しようと考え転職活動をしていました。その中で、エージェントに紹介してもらったのがFCCテクノでした。
前職、前々職とも老舗の会社で経営は安定していましたが、あまり新しいものに挑戦しようという風潮はありませんでした。FCCには「新しいものを取り入れていこう」というカルチャーがあり、これから変わっていこうとしているように感じられたため好印象でした。
また、当時私はインフラ系の開発(AWS等)の経験を積みたいと思っていたのですが、ちょうど経験できる案件があるという話もあり入社を決めました。前職ではサブリーダー的な役割を担うことが多かったのですが、現在はプロジェクトの中心となって業務を進めることが増えました。その分負荷はかかりますが、成長も感じています。
入社時にはAWSを使用した案件にアサインしていただき、タスクを割り振ってもらい進めていくメンバーとしての役割でした。
現在は、kintoneを使用したお客様の業務改善プロジェクトで、PLを担っています。また、クライアントに納品する成果物の品質向上の一環で、社内の開発環境の改善に取り組んでいます。目標は、「誰でも同じ品質でプログラムの開発ができるようにすること」です。Linterやフレームワークの導入・テンプレートの作成によって、環境を整備しています。また、レビューを必ず実施し、技術的負債を暗黙的に増やさないことを意識しています。
FCCテクノはここ数年で大きく変わろうとしている企業のため、まだ昔ながらなやり方や開発が不慣れな部分が散見されます。ですが、改善案を提案をすると「皆でやってみよう!」となるため、提案することに対する心理的なハードルが低く、どんどん良くしていこうと思えます。まだ業務の改善に取り組んで3か月程度ですが、若手を中心に開発の水準が上がっていくのを感じ、やりがいがあります。
私が感じる一番の魅力は、提案した時に否定せずにやってみようという文化があるところです。
自分がいいと思ったものを全員で共有できたり、フィードバックがもらえたりすることはFCCの魅力だと思います。
また、若手のメンバーに「クライアントへの説明の機会をつくり、事前に練習をした状態で臨ませる」ことがよく行われていますが、これらを見ていると良い経験しているな、と感じます。
リモートワークを推奨している働き方も魅力的です。日中にどうしても外せない用事があるときや、集中して作業する時間を取りたいときなどに活用しています。リモートの頻度は人によりバラバラで、ほぼ出社している人・ほとんど出社しない人など様々です。
リモートワークをするためにはバリューを出すことは必須ですが、むしろ、より一層頑張ろうという気になります!
現在の目標はFCCの開発の標準化や品質の向上です。
私が現在所属している開発チームは、開発経験が少ない若手メンバーも多く、人やプロジェクトごとにレベル感が全然違います。これから3年以内に、チームで開発するものはどれも同じレベルの品質を保てるように、フレームワークの整備・開発環境の整備、プロジェクトの進め方やドキュメントの標準化を進めていき、より高品質でスピード感のある開発ができるチームを作っていきたいと思っています。
1社目で大規模なシステム開発を経験した際に、チームとしての品質向上が常に課題になっており、品質向上のために何ができるかを常に考えるようになりました。当時の経験を活かして、現在もプロジェクトを進めつつ、同時に「課題」や「改善点」も見過ごさずに対策していく、といったことを日々続けています。
自ら提案したり周囲を巻き込んだりしながら、人と一緒に何かをしたい、という人にはFCCテクノはおすすめの会社です。
逆に、誰かに自分を成長させてほしいと思っている人にはFCCは向いていない気がします。
FCCは自分がやりたいことや努力をアピールすると必ず機会を与えてくれます。
お客様との距離も近く、上流から下流の工程まで全部FCCで経験することもできるため、要件定義から基本設計、詳細設計、コーディング、テスト、保守、と全部経験してみたいという人には特におすすめです。